新たなレストレーションにチャレンジ!!
- akirattt
- 2016年10月31日
- 読了時間: 2分
先週、新たな地で転送サービスと、レストレーションを再開されたライティングコールマンさんから、5台のランタンが届きました。

左から、L427,LZ427,LZ327。
L427とLZ427はメッキからかなりの腐食が発生しているため苦戦しそうです。
又、LZ327は機関的には問題ないようで、このままでも点火可能のようです。

モデル220。
外見は差ほどではありませんが、タンクを振ると中からカラカラと音がします。
タンク内部の錆はかなりのようです。

モデル242B。
外見はかなり手入れされていますが、これもタンク内の錆がひどいようです。

マイカグローブは痛みも僅かですが、前オーナー様が無理やり外そうとしたのか、ジャムナットが完全になめていてジェネレーターがこのままでは外れません。
又、フレームからチャンバーにかけて生ガスを燃やした後のように真っ黒に変色してしまっています。
ベンチレーターはメッキがかなり腐食してしまっていますし、タンクも同様ザラザラです。
タンク内からカラカラ音がしますので、タンク内部の錆もかなりのものではないかと想像します。

LZ327はLZ427に比べ、比較的綺麗な状態です。
バーナーキャップとバーナーチューブは他のモデルの物とみられる物が付いています。
ジェネレーターも比較的新しく、バルブもスムーズに回ります。
フレームの錆は表面的な錆だけで特徴的なインテークチューブも異常な焼けは見受けられません。
ただ、ベンチレーターが溶接の火の粉でも浴びたように部分的に溶けています。

かなり手強そうな状態です。
ベンチレーターを外そうとしましたが、トップのネジはおろかベンチレーター本体も固着しており、この状態にするまで苦労しました。
これ以上は後から落ち着いてから検証します。

モデル242Bは一見見た目綺麗な状態ですが、タンク内からサラサラ音がします。
外見の状態が良いだけに、しっかりレストアしたいです。
以上の5台ですが、まずは今日から取り掛かったのが、LZ427とLZ327です。
LZ427のタンクの表面のザラザラをある程度取り除きながら磨きをかけましたが、やはりメッキのダメージが大きくザラザラです。
現在再メッキも視野に入れて作業を進めています。
LZ327はタンク内の錆取中で、一部のパーツはお酢のお風呂に浸かっています。
また進捗状況は順次ご報告いたします。
コメント