初詣

本日、お伊勢さんに初詣に行ってきました。

午後から総理大臣が参拝に来るため、午前中に済ませてお昼を食べて帰ってきました。

例年より人出が少なく感じて、スムーズに本殿まで行くことができ新年早々良い一日でした。

意外と知らない伊勢神宮のお参りの仕方。

一般的に知られている伊勢神宮の参拝の順序は、外宮を参拝した後、内宮を参拝するところまでは誰もが承知していることと思います。

しかし、肝心な内宮での最もご利益のある参拝の順序があまり知られていないようです。

通常、宇治橋を渡り右に曲がると神苑の前の通路を通り五十鈴川御手洗場で身を清めてもとの広い道に戻り御生宮に向かわれる方がほとんどですが、実は御生宮に行く前に天照大神様の所に案内していただける神様に 要件を取り次いでくれるようにお願いすると、しないとでは大きな違いがあります。

そこは、瀧祭神、地元の人達は「とっつきさん」とよんでいます。

瀧祭神は 手水舎を越えて鳥居をくぐり、五十鈴川の御手洗場 の河原の横に細い道があります。

その細い道に入るとすぐ右手に、木の板で囲われた小さな一角があります。

社殿はありませんので見逃してしまう人も多く、地元の人以外でここを参拝されている人はほんの一握りしかいません。

しかし、瀧祭神に自分の名前と住んでいる所を告げてから御生宮で参拝することが正しい参拝の順序であります。

では、瀧祭神様はどんな神様なのか?

私が聞いた話では、天照大神様を伊勢の国に案内された神様と聞き及んでいます。

今度お伊勢参りに行かれた時には是非、瀧祭神を真っ先にお参りして「とっつきさん」に取り次いでもらうといいでしょう。