LZ327&2LZ テスト点火 !!成功!!
本日、LZ327と2LZのテスト点火をしました。
いつもそうですが、初点火の時は神妙な気持ちになりませんか??
全ての確認と調整は完了してはいますが、点火してみないと分からないトラブルも発生する可能性もありますので、Q99ジェネレーターをプレヒートしながらバルブを開ける瞬間は何度経験しても緊張します。
LZ327、2LZ2機共難なく点火。
非常に安定した燃焼で、長い時間レストレーションしたかいがありました。
今回からポンプが付いた427タイプを2LZと呼ぶことにしました。
このタイプには、2LZ, 2LZ427, LZ427と3通りの呼び名があるようですが、ベール取り付け部分の形状がL327と同じ形状の為、1925年の2LZではないかと判断しました。
LZ327は、これもベール取り付け部が、Quicklight後期型の物が付いているため1930~1933年の後期型と判断しています。
LZ327のチェックバルブ(フューエルキャップ)はかなりひどくリークしていましたが、いろいろな方法を試しながら再生でき、新品と大差ない状態までできました。
2LZのチェックバルブは、ポンプに付いている真鍮製の蓋の頭が無くなっており、外すことができませんでしたが、いろいろなケミカル製品で何とか正常な状態を保っています。
今後、リークがひどくなった場合は、ポンプ部の手術になります。
ニッケルプレートの状態が悪く、一時は再メッキも考えましたが、何とかここまで仕上げることができて満足です。
来週からは、新たなランタンのレストレーションに入ります。
バルブの形状から、220??
フレームの錆がしつこそう!!
タンクを振ると、カラ!カラ!音がします。
腰を据えて、じっくり取り組んでいきます。