Old Colemanの錆取。
久々のブログ更新になります。
これまでさぼっていたわけではありませんが、何かやらないとと思うと反ってモチベーションが下がってしまう性格のようで、マイペースで書きたくなった時に更新するスタンスで行きますのでご了承ください。
さてさて、今回の話題は、「Old Colemanの錆取」と題して、ランタンのフレームやタンク内の錆取に一番効果的で適している物はどれなのかと言う事を少し研究していきたいと思います。
まずは前で紹介した、 糖蜜 と水とを反応させ リン酸 を作り出して錆を取り除く方法ですが、これはこれでコストパフォーマンスや残りの廃液の処理が簡単なことを考えると最高と今でも思っていますが、漬け込んだ後に金属表面がブランン色にコーティングされてしまい、フレーム等はクレンザーを付けたスポンジで磨けばピカピカになりますが、タンク内部はそう言う訳にはいきません。
自分なりに様々な関係各所で調べてみると、多種多様な錆取の処方がありいろいろ調べてみました。
まずは、電気分解による錆取。
重曹を溶かした水溶液に、ワークと電極版の間に直流電流を流して錆を除去する方法。
重曹は食品添加物としても使用されているため安全性には問題ないとしても、簡単に言うとマイナス電気がプラスの電極に流れるときに鉄の表面を溶かしてプラスの電極にメッキする作用を利用しているため多少なりとも元の金属表面を溶かすことになる。
次に、バイクショップでよく取り扱っている、 花咲かG タンククリーナー 。
結構評判は良いようですし、最高20倍に水で薄めて使えるため、現在Amazonでは1リットル容器入りで 価格: ¥ 4,035 ですが、これで20リットル分の溶液を作ることができます。
又、成分は違えども同じ キレート剤 を使用しているにもかかわらず、使用後の錆防止コート効果もあり糖蜜とは違い変色もないようです。
次に、アメリカ製の錆取材で アーマー・プロテクティブ・ メタルレスキュー なる日本ではあまり聞きなれない 錆除去液 です。
これも無色透明の液体でキレート剤を使った錆取液です。
値段はかなり高めで、 1ガロン(3.78リットル) 価格: ¥ 5,675 で原液のまま使用。
効果はかなり期待できそうですが、Amazonでの カスタマーレビュー が全て サンプル レビューの為、信頼性に著しく欠けるため試しに使う勇気が出ないのが正直なところです。
現在、ライティングコールマンさんの所で、5機のランタンのオークション転送サービスの取り置きサービスを依頼しています。
あと数日で最終のランタンがワークショップに届く予定です。
今回のランタンの中にはけっけう希少価値の高い物が2機ほど含まれているため、今までのような失敗はしたくありませんので、結構慎重になっています。
日本に転送されてきたときに、またなんやかんやとご報告をさせていただきます。